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2016年07月18日

神奈川の人口増減

 神奈川県は、東京一極集中の恩恵を受け、人口動態調査によれば、前年比0.12%増、都道府県別で全国4番目の増加率です。

 増加数12,120人、増加率0.86%の川崎市、3,505人、0.10%の横浜市が牽引している訳ですが、川崎市が自然増、社会増ともに大幅にプラスであるのに対し、横浜市では社会増の一方、自然減であるのが、数字にも反映されていますね。

 川崎市がいずれの地域でもプラスであるのに対し、横浜市は、南区、港南区、金沢区、保土ヶ谷区、旭区、瀬谷区、栄区、泉区等の南部地域の減少が、北部地域の伸びを相殺してしまっています。

 その他主要市町村に目を転じると、横須賀市−3,835人・−0.93%、鎌倉市−600人・−0.34%、小田原市−914人・−0.47%、平塚市ー771人・−0.30%で、厚木市−138人・−0.06%となっており、南部西部地域は、基本振るわない状況です。

 そのような中、西部地域ながら便利な田舎を標榜し健闘を見せてみるのが、アジサイで有名な開成町です。228人、1.37%の増加となっています。

 首都圏に位置し、一見すると人口面では良好な状況にみえる神奈川県も、その中身をみると全国の縮図のようになっています。

 人口減に悩む他の地域も開成町の好例を参考にできるといいですね。


藤沢法律税務FP事務所
 

 

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