2016年10月 - ビジネスブログ

藤沢法律税務FP事務所
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2016年10月23日 [相続]
 家庭裁判所における遺産分割手続において、判例変更により預金もその対象とする取り扱いの見直しがなされる見通しになっています。

 これまでは、金銭債権は可分であるので、相続により当然に分割されるとの判例理論を前提に、預金については、当事者間にこれを遺産分割の対象に含めるとの合意がない限り、遺産分割の対象とならないという扱いがなされていました。

 もっとも、金融機関が被相続人の死亡を確認すると、原則として遺産分割協議等が成立するまで取引が凍結されます(相続人単独では、自己の相続分についても、実際上は権利行使できなくなります)。

 そのため、家庭裁判所の遺産分割手続においても、預金を遺産分割の対象に含めるとの合意を前提に手続がなされることは、これまでも実際上少なくはありませんでした。

 そういう意味では、今回の見直しによって、これまでと大きく異なる状況が生じるということではありません。

 ただ、遺産分割において預金の分割が主要な争点を占める割合が多い現状からして、不動産や有価証券等と同様に預金も当然に遺産分割の対象になるということになれば、手続的にもすっきりし、余計な配慮もいらなくなるため、今回の見直しは歓迎すべき取り扱いの変更といえるのでないかと思います。


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2016年10月11日 [社会保険]
厚生年金や健康保険に加入の場合の社会保険料の徴収基準が10月1日に130万円から106万円に下がりました。

女性の労働意欲を高めるため、所得税の分野では配偶者控除をなくし、夫婦控除を創設する議論がなされていましたが、こちらも一転、配偶者控除を存続、控除対象となる年収要件を現在の103万円から150万円とする議論が強まっているようです。

税と社会保険の分野でちぐはぐなルールを採用している状況では、意図した効果を上げることは難しいと思われます。十分な検討が必要でしょう。


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